
冬の掛け布団を選ぶとき、「暖かいもの」を探す人は多いと思います。
私も冷えやすいので暖かさは大切。でも、毎晩使う掛け布団なら、暖かさだけでなく重さや蒸れにくさ、体へのなじみ方まで含めた寝心地も大切にしたいと思っています。
今使っている硬めのマットレスには、寝心地を整えるためにウールのベッドパッドを選びました。
次に考えたのが、秋から春まで使う掛け布団です。
候補にしたのは、ウール100%の掛け布団と、昔ながらの綿100%の掛け布団。
どちらも天然素材ですが、比べてみると暖かさだけでなく、重さや湿気の逃がしやすさ、扱いやすさにも違いがあります。
小柄な私が実際に選ぶつもりで比較したところ、今の第一候補は中綿2kgのウール掛け布団になりました。
なぜウールを選ぼうと思ったのか、綿布団との違いと、冬の寝具の組み合わせも含めてまとめます。
冬の掛け布団は「暖かさ」だけで選ばない
冬の掛け布団というと、まず気になるのは暖かさです。
でも私は、毎日気持ちよく眠ることを考えると、暖かさだけで決めない方がいいと思っています。
掛け布団なら、
暖かさ
重さ
体へのなじみ方
蒸れにくさ
毎日の扱いやすさ
なども寝心地に関係します。
冷えやすいからといって、一番寒い日に合わせて重くて暖かい掛け布団を選ぶ必要もありません。
寒い日は毛布などを足したり、湯たんぽで寝床を暖めたりすることもできます。
掛け布団は基本の寝心地を重視して、寒さは寝具の組み合わせで調整する。
今回は、そんな考え方でウールと綿を比べました。
ウールと綿の掛け布団は何が違う?
今回候補にしたのは、どちらも天然素材を中綿に使った掛け布団です。
ひとつは、フランス産ウール100%を中綿に使った掛け布団。中綿は2kgです。
もうひとつは、職人さんが仕立てる日本製の綿100%の和布団。こちらは中綿3kgです。
同じ天然素材でも、特徴はかなり違います。
暖かさと湿気の逃がしやすさならウール
羊毛は繊維の間に空気を含みやすく、保温性のある素材です。
また吸湿性と放湿性があり、寝ている間にかく汗による湿気を調整しやすいのも、寝具に使われる理由のひとつです。
冬でも寝ている間には汗をかきます。
暖かいだけでなく、布団の中が蒸れにくいことも、私は寝心地を考えるうえで重視したいところです。
綿布団の魅力は、ふっくらした寝心地と適度な重み
一方、昔ながらの綿布団にも独特のよさがあります。
候補にしたものは、側生地も中綿も綿100%。職人さんが一枚ずつ仕立てる日本製の和布団です。
綿には吸湿性があり、ふっくらとした中綿が体を包むような、昔ながらの掛け心地があります。
ある程度の重みがある布団を好む人なら、この感覚を心地よいと感じるでしょう。
また、綿布団には打ち直しながら長く使えるものがあることも魅力です。
私が気になった一番の違いは「2kgと3kg」
今回の2商品を比較して、私が特に気になったのは中綿の重さです。
ウールは2kg、綿は3kg。
もちろん、中綿重量だけで掛け布団全体の重さや寝心地が決まるわけではありません。
それでも小柄な私にとって、この1kgの違いは無視できませんでした。
掛けているときだけでなく、布団を上げたり、干したり、カバーを交換したりすることまで考えると、毎日使う寝具は扱いやすさも大切です。
寝心地で選ぶならウールと綿、どちらが向いている?
ウールと綿のどちらが優れている、という話ではありません。
掛け布団に何を求めるかで選択は変わります。
昔ながらのふっくらした掛け心地や、ある程度しっかりした重みが好きなら綿布団。
暖かさだけでなく湿気の逃がしやすさも重視し、綿布団より少し軽いものを選びたいならウール。
私は羽毛布団のように、とにかく軽い掛け布団を求めているわけではありません。
少し重みがあって体になじむ方が落ち着きます。
その一方で、3kgの中綿を毎日扱うことを考えると少し重い。
その中間にある**「軽すぎず、重すぎない」2kg程度のウール**が、今の私にはちょうどよさそうだと考えました。
ウール掛け布団の口コミでも暖かさと重さを確認
実物をまだ使っていないので、商品仕様だけでなく購入者の口コミも確認しました。
特に気になったのは、暖かさと重さについての感想です。
羽毛布団のような軽さではなく、ある程度「掛けている感じ」がありながら暖かい、という感想は、私が求めている寝心地に近そうでした。
一方、天然の羊毛を使っているため、においを感じるという声もあります。
私はウール製品を使った経験があり、羊毛特有のにおいはそれほど気になりませんが、においに敏感な人なら確認しておいた方がよいでしょう。
冷えやすい人は掛け布団一枚で暖かさを決めなくてもいい
私は冷えやすいので、冬の寝具には暖かさを求めます。
でも掛け布団を探しているうちに、
「一番寒い日に合わせて掛け布団を選ばなくてもいいのでは?」
と思うようになりました。
秋口や春先なら、ウールの掛け布団だけ。
少し寒くなったら、ガーゼケットやパシーマキルトなどを組み合わせる。
さらに冷え込む時期には毛布を足す。
足元が冷える夜なら、好きな湯たんぽで寝床を暖めることもできます。
こうすれば、掛け布団一枚に秋から真冬、春先までの暖かさをすべて求めなくて済みます。
冬は寝具を足したり引いたりして調整する
掛け布団を「冬用の一番暖かいもの」として考えるのではなく、寝床全体の基本になる一枚と考えると、選び方が変わります。
その日の気温に合わせて寝具を足したり引いたりできれば、秋から春まで調整しながら使えます。
冷えやすい私にとっても、掛け布団そのものを必要以上に重くするより、この方法の方が寝心地を作りやすそうです。
私が2kgのウール掛け布団を第一候補にした理由
綿布団のしっかりした重みや、昔ながらの寝心地にも惹かれます。
職人さんが仕立てる綿100%の和布団を、長く使っていくのも魅力的です。
それでも今回の私の条件を並べてみると、
暖かいこと。
蒸れにくいこと。
軽すぎないこと。
小柄でも扱いやすいこと。
秋から春まで寝具を組み合わせながら使えること。
この条件に、2kgのウール掛け布団が一番合いました。
硬めのマットレスで体を支え、ウールのベッドパッドで寝心地を整え、その上にウールの掛け布団。
寒さが増したら、ガーゼケットやパシーマキルト、毛布、湯たんぽなどで調整する。
掛け布団だけを見て「どちらが一番暖かいか」と考えるより、自分が気持ちよく眠れる寝床全体で考えると選びやすくなりました。
今のところ、私の第一候補は2kgのウール掛け布団です。
まとめ|冬の掛け布団は暖かさと寝心地の両方で選びたい
ウールと綿には、それぞれ違ったよさがあります。
昔ながらの綿布団の重みや掛け心地が好きなら、綿を選ぶ理由があります。
一方、私は暖かさだけでなく、湿気の逃がしやすさ、重さ、毎日の扱いやすさまで考えて、今回は2kgのウール掛け布団を第一候補にしました。
冷えやすいからといって、掛け布団だけをどんどん暖かく、重くする必要はありません。
基本になる掛け布団は寝心地で選び、寒さは季節に合わせてほかの寝具で調整する。
これが、今の私にはいちばん無理のない冬の寝床になりそうです。

